ジェルネイルのリフトに悩む方は多いですよね。私も同じ問題に直面し、どうすれば浮かないジェルネイルを提供できるか、長い時間をかけて試行錯誤してきました。
ネイリストの方やセルフネイルを楽しむ方でも、ジェルが浮いてしまうと、せっかくの気持ちが少し萎えてしまいますよね。お直しの依頼が来るたびに、正直、少し疲れてしまうこともあります。
この問題を解消するため、私は「浮かないベースジェルの塗り方」を編み出しました。現在では、この方法でお直しゼロの状態で営業を続けられています。
使っているジェルメーカーは下に記載していますが、まずはお手持ちのジェルでこの塗り方を試してみてくださいね。
ベースは3度塗り
塗り方
材料
形成とスポンジファイルが終わってから使用する下地とベースジェル。
実際に私が使用しているジェルです。
エタノール | 消毒 |
ネイルプレップ(プレプライマー) | 油分水分を飛ばす |
プライマー | 下地 |
スネークベース ジェル | ベースジェル1 |
Raygel ベースジェル Stayfit | ベースジェル2 |
1・準備 油分水分をしっかりと取る
形成と表面のサンディングの終わったところから説明します。
- エタノールを染み込ませたキッチンペーパーで爪の表面を拭き、消毒をします。
- プレプライマーを塗って、油分水分を蒸発させます。
- プライマーを塗ります。根元にだけ塗ります。
(私が使用しているのは、レイジェルのプライマーです。色々使用しましたがこれが今のところ一番良いです。)
2・ベースジェル
ベースジェルは3度塗りします。
3度塗りと聞くと、果てしない作業のように感じますが、一度塗り目と2度塗り目は薄塗りなので、さほど手間ではありません。
硬化する前に爪の周りにジェルがはみ出していないか確認し、はみ出した部分はウッドスティックなどで拭き取っておきましょう。
手順
以下がスネークベースジェルとレイジェルステイフィットを使用したリフトしにくいジェルネイルの手順です。
- 1度塗り目(スネークベースジェル・薄塗り)
- 片手5本の爪にスネークベースジェルを薄く塗布します。隅々まで均一に塗り、爪先の断面部分もくるりと塗ることでリフトしにくくします。
- 5秒から10秒、LEDライトで硬化します。
- 反対の手も同様に薄塗りし、硬化します。
- 2度塗り目(スネークベースジェル・薄塗り)
- 2度塗りも薄くスネークベースジェルを塗ります。普段剥がれにくい方は人差し指と中指のみで大丈夫ですが、爪が柔らかく浮きやすい方は、すべての指に塗りましょう。
- LEDライトで5〜10秒硬化します。
- 3度塗り目(レイジェルのステイフィット・少し厚めに)
- レイチェルのステイフィットを使用し、表面に少し厚みが出るように塗ります。この際、ぷっくりとした凹凸のない仕上がりになるように気をつけます。
- 1本ずつ塗り、5〜10秒硬化させることで、厚みがあるジェルが流れないようにします。
これで浮かないベースの出来上がりです。お好みのカラーやアートをします。
そして最後にトップジェルを塗って出来上がりです。
トップジェルの塗り方は次のブログに書きます。
私が選んだベースジェルの特徴
これまで、さまざまなベースジェルを試してきました。選ぶ際のポイントは、持ちが良く、艶が長持ちすること。そして、もう一つ大切にしているのが「国産」であることと、色素が「化粧品登録」されていることです。
クリアの高い透明度
スネークベースジェルは、正直少し黄味がかっています。スネークだけでベースを作りますと、フレンチデザインの場合はネイルベッドに肌色などを使用する必要があります。
レイジェルのベースジェルは透明度が綺麗です。
なのでこの2つを組み合わせて使用しています。
硬さ
ジェルの持ちの良さには、適度な硬さも重要です。お客様の爪質や生活スタイルによって、ジェルが次第に柔らかくなり、浮きやすくなることがあります。また、逆に硬すぎるジェルは、爪からパリンとお面のように剥がれてしまうこともあります。
艶の良さ
最近では、トップジェルではなく、ベースジェルで艶の持続に違いが出ると感じました。
この組み合わせで、艶を持続させることが可能になりました。
メーカー選びに迷っている方は、ぜひ一度この方法を試してみてください。
トップジェルに関しては次のブログに記載しまが、レイジェルの製品を使用しています。
それ以外の選ぶ基準
どちらも国産で化粧品登録済みの成分を使用しているため、安全性と品質にも優れています。
私は成分はなるべく安心で安全なものを使用するようにしています。
コメント