トップジェルも2層塗り
ベースジェルを塗って、カラージェルでデザインが出来たら、仕上げはトップジェルです。
トップジェルは、アートを包み込み、そしてアーモンド型の美しいフォルムを形成します。
凹凸のないつるりとした表面と、艶がジェルネイルの醍醐味ではないでしょうか。
トップジェルは、トップジェルとノンワイプトップジェルの2層で仕上げています。
トップジェル
本当はノンワイプトップジェルだけ仕上げられたら楽なのですが、厚みと硬さが1ヶ月持つネイルには重要かと思います。
ですので、トップジェルとノンワイプトップジェルの2層で仕上げます。
メーカーは、私はレイジェルを使用しています。
理由は、レイジェルのトップジェルは青みがかった透明で、曇ることなく美しくコーティングをしてくれるからです。
そして程よい強度に仕上がります。
このトップジェルを60秒硬化してから、プレプライマーなどで拭き取って仕上げても充分良いのですが、私はノンワイプトップジェルを使ってさらに光沢レベルを向上させています。
トップジェルの塗り方
トップジェルは美しいフォルムを作りに重要です。
まず、トップジェルを少量筆にとり、爪全体に綺麗に薄く伸ばします。
ここからここまでという範囲にしっかりと伸ばします。
まだ硬化しません。
次に、たっぷりと筆にとり、根元より少し中心部分に落とし、そのまま筆の腹を使ってジェルを動かすように広げます。
一度目に薄塗りしたジェルの上にセルフレベリングで広がっていく力を利用しながら、筆の腹で広げていきます。
中心にぷっくりと、そして周囲に広げていく。
四隅などは筆の角を使ってしっかりと塗り広げます。
アーモンド型のフォルムが出来たら10秒硬化です。
厚みがあるので垂れないように、一本一本硬化します。
美しく仕上げるために大切なことは、ジェルを何度も擦らないことです。
お爪の上で何度も筆を擦ると、艶がなくなり曇る原因になります。
10本のトップジェルの硬化が終わりましたら、最後にノンワイプトップジェルです。
そして仕上げはノンワイプトップジェルです。
私はこちらもレイジェルのものを使用しています。
テクスチャは硬めですが、薄く伸ばすことも出来ますので、最後に5本いっぺんに塗り、60秒硬化で艶々に仕上げます。
ノンワイプトップジェルは、拭き取で曇ってしまうというミスが防げることが最大の価値です。10本艶々に仕上がるので気持ちが良いです。
仕上げ
最後に爪の先端の丸みをファイルで整えます。
その場合のファイルは150のファイルが使いやすいです。
引っかかる部分はないか凹凸はないか、よく見ながらきれいな丸みを作ります。
先端がギザギザしていると引っかかって浮いてくる原因になります。
そして先端のフォルムが美しいと仕上がりレベルがアップします。
そして、お客様に見ていただきます。
確認が終わりましたら、爪の根元にネイルオイルを塗って完成です。
私は仕上がり写真を撮って、お客様にお礼の言葉と共にお送りしています。
お客様もこれまでのネイルが一覧できることを喜んでくださいます。
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